岩内・共和編(総務省発足日)(2001年1月6日(土))

この日は、省庁再編成により郵政省が総務省になりました。で、後志支庁管内・共和町にある発足(はったり)郵便局で「総務省発足」記念小型印を使用されるため、小型印を押しに発足局に行くことにしました。


6:17

家を出る。家から1.5km先の地下鉄ひばりが丘駅に向かう。途中のセイコーマートで朝食用のパンを買う。
6:29 ひばりが丘駅から地下鉄東西線に乗る。
6:45 バスセンター前駅到着(運賃280円・共通ウィズユーカードで支払)。
6:55 中央バスターミナルから岩内行きの高速いわない号に乗る。車内で買ってきたパンを購入。
9:51 岩内バスターミナル到着(運賃1,800円・バスカードで支払)。
9:53 すぐ近くにある、道の駅・いわないでスタンプを押す。スタンプはシャチハタ式で、ほこりがかなりついて汚れていたので、念入りに掃除をする。
10:20 そのあと、岩内局に行き、切手自販機で印字式の切手を購入し、レシートを入手する。
10:25 日本アスパラガス発祥の地碑の写真を撮る。岩内がアスパラの発祥の地なんて知りませんでした。なお、岩内には「日本アスパラガス」の工場があります。発足局行きバスが発車するまであと5分しかなく、走ってバスターミナルに向かう。
10:30 岩内バスターミナルに発足局前経由のバスに乗る。
10:45 発足局前で降りる(運賃210円)
10:47 発足局に到着。「総務省発足」記念小型印を押印する。あと、和文、欧文、風景印を押す。約200通差し出す葉書に小型印を次々と押してましたが、とび色のインクがちょっと薄かったので、こまめにインクをちょっとずつ補充しながら押印作業をする。
11:00 発足局オリジナルの「総務省発足記念」タトウを購入する。オリジナルのふみカード千円券1枚と80円切手5枚に小型印、風景印、和文印が押してあるもので、1部1,400円。当初はDMなどの周知で1部1,500円になっていたけど、結局額面に「値下げ」したとのことです。「オリジナル」ふみカードですが、インクジェット用のシールラベルに印刷して、ホワイトカードに貼り付けたものなので、ホワイト加刷のカードを集めている方にとっては、収集対象にはちょっと外した方がいいかな、という内容のものです(リストの方もあえて加えておりません。ご了承願います。)

11:10 そして、今日発売の「総務省発足」と12/31発売の「21世紀記念」のふみカードを購入する。局長さんから、記念押印などのお礼で「西村計雄記念美術館開館」のタトウ(1999.11.1制作)と「総務省発足記念」のタトウ(図下。北海道版ふるさと切手50円切手に発足局「総務省発足」記念小型印押し。北海道郵政局から各郵便局などに向けて配られた非売品)をいただく。小型印押印中、道の駅「いわない」の方から郵便局への電話があり、内容は局へ行きたい方がいて、発足局への行き方についての問い合わせでした。
12:13 やっと小型印押印が終わる。
12:19 発足局前バス停から岩内行きバスに乗る。
12:29 終点手前の岩内十字街で降りる(運賃210円)。
12:31 岩内駅前局の局舎を撮る。岩内駅は岩内線廃止により既にないが、局名はそのまま。
12:40 荒井記念美術館に行くため、バスに乗る。荒井記念美術館は、ピカソの版画コレクションが展示されています。
12:56 荒井記念美術館で降りる(運賃230円)。
13:01 美術館前に行くと「休館中 期間平成12年12月16日から平成13年4月15日まで」とのこと。うーむ。サイトで改めて確認してみると、昨シーズンから冬期間(12月16日から4月15日まで)は休館人が入らない冬期間は今年から休館にしたみたいですね。

荒井記念美術館ホームページ
http://www05.u-page.so-net.ne.jp/ra2/kei-ks/

13:05 美術館近くにあるレストラン「フィン・ヴィレッヂ」で昼食。食事中に友人から電話があり、「今はどこだい?」と聞かれ、「岩内だよ」と答えたら、「こちらも岩内にいる」とのこと。発足局へかかってきた電話は、友人からだった模様。どうやって局を往復したかは、私の口からはとても言えません(^^;。友人が行こうと思い立ったのが昨日とか。準備不足だよ、と言っておきました(人のことは全く言えないけどね)。
13:58 荒井記念美術館前バス停から岩内バス停に乗る。
14:15 中央通バス停で降りる(運賃230円)。
14:20 夏目漱石が以前、日清戦争の徴兵から逃れるため、岩内に戸籍だけ移したことがあったそうで、それを記念しての碑をデジカメで撮る。設置は昭和44年3月と、ほぼ私が生まれたとき(昭和44年4月生)と同じですね。
14:28 木田金次郎美術館に到着。21分のビデオ放映もあったけど、20分ほどしか参観時間がないため、今回は作品参観のみ。木田金次郎は、1893(明治26)年7月16日、岩内で生まれです。子供の頃、父の漁場で働く漁夫が描いた日画に心をうたれ、絵画の関心を持ち始めました。1910(明治43)年、17歳のとき有島武郎の作品に深い感銘を受け、偶然にも札幌・白石にあった有島の家を見つけ、訪問したのが有島武郎との最初の出会いです。その後、木田は岩内に戻り、家業不振であった漁業に従事する毎日となりました。1918(大正8)年、有島が、木田青年との交流を小説「生れ出づる悩み」として出版すると、そのモデル画家として知られるようになります。有島の激励を受けながら、厳しい漁師生活の中で岩内周辺の自然を描き続けます。1923(大正12)年、有島武郎の没後、家業である漁業を捨て、画業に専念。1954(昭和29)年9月26日、青函連絡線「洞爺丸」沈没で乗客・乗員1155人が亡くなる事故(貨物船4隻も沈没)を引き起こした「洞爺丸台風」(台風15号)で、岩内町の火災が町中に広がる「岩内大火」(消失家屋3,298戸、死者33人)が起こり、木田金次郎の家も巻き込まれ、自宅にあった作品約1500点が燃えてしまいました。しかし、火災での精神的なダメージを乗り越え、創作活動を再開。その後も、岩内を離れることなく絵を描き続け、1962(昭和37)年、12月15日に脳出血のため、永眠。享年69歳。亡くなる直前、「バラ」を描きあげたのが絶筆となりました。絵を観ていて、岩内に対する思いがすごく伝わってきますね。じっくりと観ることができなかったので、春になったらまたぜひ行きたいです。

木田金次郎美術館ホームページ
http://www.lilac.co.jp/kida-museum/

14:58 札幌行きの高速バス、いわない号に乗る。
15:11 共和町役場前バス停で降りる(運賃310円・バスカードで支払)。小樽出身のグループ「soulsberry」のメンバーの中に、共和町役場に勤めていた方がいるそうです。税金(住民税?)の取り立てなどををしていたとか。私は住民税の賦課(取り立てまではしていない)をしていたことがあるので、妙に親近感を覚えました。メンバーの中にはJR小樽駅に勤務していた方もいるそうです。 

soulsberryオフィシャルウェブサイト
http://www.irc2.co.jp/soulsberry/

15:15 共和簡易局の局舎を撮る。局舎自体がほんとに「簡易」なつくりです。
15:22 5月から10月まで観覧している「幌似鉄道記念公園」(旧岩内線の幌似駅)に寄ってみる。観覧時期ではないので、除雪はされておらず、駅名標も取り外されていました。その近くの商店(農協のAコープ)に行くと、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)記念のキリン「一番搾り」があった(かろうじて賞味期限が2月まで)ので、記念に残すために購入。
そして、共和町内の国道沿いにある街灯が「かかし」をモチーフにしていました。こういうの、私はとても好きですね。
15:50 西村計雄記念美術館に行く。こちらも年明けということもあり、行った時点では鑑賞者はおりませんでした。でも、たったひとりですばらしい絵画を観るなんて、すごく贅沢な気持ちになりますね。西村計雄さんは、以前、当サイトでお知らせしたとおり、昨年12月4日に死去されました。1999年11月1日に記念美術館オープンまでは名前すら知りませんでした。西村計雄さんは、1909(明治42)年、小澤村(現・共和町小沢)に生まれ、幼少のころより画家を志し、1934(昭和9)年、東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学。1951(昭和26)年、42歳のときに単身渡仏。ピカソの画商カーンワイラー氏との出会いを契機に、1953年よりパリを中心にヨーロッパ各地で個展を開催。その作品はフランス国立美術館やパリ市美術館に買い上げられ、収蔵されています。フランス芸術文化勲章、クリティック賞などを受賞しました。1978(昭和53)年、沖縄平和祈念堂の300号20点の連作「戦争と平和」に取りかかり、沖縄〜パリの往復が1986(昭和61)年まで続きます。1992年、東京の北千束にアトリエをかまえ、亡くなる直前まで創作活動をしていました。で、実際の絵を拝見すると、すばらしい絵ですね。光や風を輝かしい線で表現しているところが、最も感動したところです。DVDで生い立ちなどを大型スクリーンで観ることもできます。ほんとにすごくいいところです。絵に興味のある方はぜひ、ご覧になってみてください。
そして、館内にある西村計雄さんの年表の下に西村計雄さんの言葉がありましたので、紹介いたします。

「絵は生活の中から学ぶほかない
先生なんかいらない
下手でもいい、自分の心で描く
僕はいつでも16の少年のようなつもりで描いている」
−西村計雄−

そういう心、素敵です。私も「自分の心」でいろんなことをやっていきたいですよね。絵を通して、そういう心を観ることができて、幸せですね。また行きたいですし、絶対何度も訪れたいです。

西村計雄記念美術館ホームページ
http://www.tokeidai.co.jp/musee/

16:51 共和役場前バス停前にあるセブン−イレブンでお弁当を買う。
16:54 共和役場前バス停から札幌行き高速いわない号に乗る。車内で弁当を食べる。
19:25 札幌駅前バスターミナル到着(運賃1,700円・バスカードで支払)。このあと、ヨドバシカメラで買い物をしたあと、自宅に戻る。


以上です。(2001.1.24更新)


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