2001年9月21日(金)

今日、2002FIFAワールドカップTMボランティアの全体研修を受けてきました。で、オフィシャルガイドブックやビデオテープを受け取り、その中身の説明などがあったあと、ボランティアに関わりの深い方の講演ということで、2人の話を聞きました。
まずは、国内のいろんな国際スポーツ大会の語学ボランティアに携わっている方の話です。


重要なのは「おもてなし

(1)頭で理解してほしいこと→ボランティアは大切なもの
(2)心で感じてほしいこと→ボランティアを楽しもう
(3)体で覚えてほしいこと→ボランティアの心得帳

(1)ボランティアは大切なもの
「おもてなし」の対象
・選手
・役員
・プレス
・サポーター
それぞれの方のコンディションをイメージする

1994年リメハンメル五輪…開会式ですごく感動
会場内のボランティアの誘導 足元がすべりやすいので、手を携えて誘導
ボランティアで休んでいる人はひとりもいない→自分の役割がきちんとわかっている
泊ったホテルのチェックアウトが午前5時→頼んでいないのにサンドイッチを用意して、「どうぞお召し上がりください」
リメハンメルは人口2万ちょっとの村なのに、自然体で接している

(2)心で感じてほしいこと…ボランティアを楽しもう
もてなす→手厚く人員を配置→結果的に仕事がないことがあるかもしれない→いるだけでも役割を果たしている
でも、自分が得した気分になるように
ボランティアのいいところ→いろんなことを経験できること
「プロフェッショナル・ボランティア」
与えられたパーツのプロフェッショナルに
テーマを1つ決める→本番で使えるように勉強する。例えば札幌の観光、おいしい料理など
勉強したことは、後に残っていく
大会が終わってからも勉強していく→ボランティアを楽しくできる。踏みこんで勉強していく

(3)体で覚えてほしいこと…ボランティアの心得帳
まずは大会の利益を第一に
1.大会の趣旨、概要など勉強して、質問されても答えられるようにする
2.主催者の立場で自分は何ができるかを考える(自分の立場ではなく)
3.自分の責任はどこまでか(自分の領域をしっかり把握しておく)
4.コミュニケーションは活発に、綿密に、正確に
メモをとること→頭が整理される
メモのとり方→自分の意思(主観的な思い)と客観的な情報を分ける
5.笑顔を絶やさず
皆さんはみられている

もし、カゼを引いた→ボランティアに当たっている日に無理をして出てくる→回りに迷惑をかける
…休むのが正解。早い段階で決断をすることが大切(その方が結果的に迷惑は最小限となる)


ショーン・オコネンさんの講演。イギリス生まれ、ニュージーランド育ち、15年前に留学で日本へ。そのあと、日本とニュージーランドを行ったり来たりして、数年前に日本での永住権を取得。

●先ほど(前の方)の講演でだいぶ厳しい話がありましたが、厳しいことを頭に入れておくと、いざ本番のときに安心してボランティアができる。
●各国に行って、日本の人ほど相手の気持ちを考える、優先させる国民はいない。そのことを誇りに思ってほしい。
コンビニのサークルK(札幌にはないんだよなぁ(^^;)で、120円の缶コーヒーを買ったところ、3人の店員さんに「ありがとうございました」と挨拶をされて感動。
(ショーン・オコネンさんは名古屋在住。だから、コンビニは「サークルK」なんですね。納得(^^)。)
●日本の食事のおすすめ→てんぷら、やきとり、カレーライス
●最後にボランティアの皆さんを立たせて、「自分ですか?」「こちらに来てください」「いいよ(=良い)」「お礼」についてのジェスチャーをする。
◇まず「自分」で日本人の多くは人差し指で鼻に持っていき、「自分?」とやるのですが、手のひらを胸に当てる→「me?」
◇「こちらに来てください」は「come on」と手の指を下にして指を手前に持っていくことがあるけど、これでは「シッ、シッ」という感じに受け取られて、感じ悪く受け止められるので、逆に手の指を上にして指を手前に持っていく→「come here」
「いいよ」は親指を上にして、あとの4本の指は折りたたむ→「good」
「お礼」はやっぱり「握手」。そして、相手の目を見る。実際に来ていた隣のボランティアの方と目を見て握手する。(「Thank you」など)

「おもてなし」をすることは、相手に感動を与える、喜ばせること。で、相手に感動を与える、喜ばせることが、自分にとっても感動を受ける、喜びにつながるわけです。そのことを知ったとき、ハマってしまう、ヤミツキになってしまうんですね。コンサドーレのボランティア経験をふまえてこの講演を聞き、まさしく「おもてなし」の気持ちが本当に大切なんだな、と痛感しました。

講演終了後、私は「楽しい公演、ありがとうございました」とお礼をしました。正直言って、お礼をすることは非常に照れがあるのですが、やっぱり感動したことは素直に言った方がいいですよね。ちなみに、明日、あさっても説明会があるため、2人とも講演するそうです。
あ、公演終了後に挨拶したとき、ショーン・オコネンさんに「札幌にはサークルKってないんですよ」と言っておくべきだった(^^;。(2001.9.22更新)


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