2002年1月8日(火)


スキージャンプの冬季五輪代表が内定
全日本スキー連盟はスキージャンプのソルトレイクシティ冬季五輪代表を原田雅彦、葛西紀明、船木和喜、宮平秀治、山田大喜の5人に内定しました(敬称略)。
原田選手と葛西選手は92年アルベールヒル五輪以降、4大会連続の五輪代表です。山田選手は長野県飯山市出身で、現在はノルディック複合の荻原健二と同じ北野建設の所属です。
日本ジャンプチームのカギを握るのは、葛西紀明選手です。特に団体では、4人の合計得点で争うだけに、1人でも不調だとメダルを獲得するのは非常に難しいです。葛西選手は昨シーズン、W杯優勝1回、総合も日本人最高の4位に入る成績でしたが、今シーズンは目立った成績はひとつも無し。ただ、本人のコメントでは「五輪に照準をしぼって、そこにピークを持っていく」とのこと。確かに、今頃がピークだと、五輪のときには不振になりかねない不安があります。葛西選手は、98年長野五輪のジャンプ団体金メダルのメンバーになれず、また99年世界選手権のときには、ノーマルヒルで金・船木選手、銀・宮平選手、銅・原田選手と日本勢メダル独占のときも5位と涙をのんでばかりの状態。また所属チームも地崎工業(業績不振による廃部)、マイカル(経営破綻)、そして昨年冬からは土屋ホームで3つ目となるなど、置かれている状況も厳しいときがあっただけに、それらのことを精神的に克服して五輪に望めるか…。とにかく、五輪代表内定となったわけですから、これからはジャンプに集中して、五輪では自分の力を出し切ってほしいものです。
なお、私の見解としては、これで「五輪代表」がすべて決定したわけでない、と判断しています。1月下旬には白馬と札幌でW杯も行われます。ここでもし、五輪代表内定者以外から表彰台に立つようなことになれば、代表内定者自体の成績がすばらしく良い状態ではないだけに、確実に五輪代表切符を獲得、さらに、五輪出場も可能性が高くなるでしょう。だから、五輪代表内定者に選ばれなかったできなかった選手も五輪をあきらめることなく、これからの大会に頑張ってほしいものです。日本チーム全体の底上げがない限り、五輪代表だけの頑張りでは絶対にメダルなんかとれません。長野のメダルも、五輪代表に選ばれなかった日本チームの選手全体が頑張ったからこそ取れたもの、と言っていいんです。だからこそ、ジャンパーみんなに頑張ってほしいし、私もみんなの頑張りに対して応援しつづけます。ジャンパーにとっては追い風は不利ですが、気持ち的には応援によって、みんなの「追い風」になればいいな、と思います。(2002.1.10提供)


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