2002年1月14日(月・祝)


大倉山第3戦・HBCカップ、岡部選手が優勝
大倉山3連戦の最終戦、第44回HBCカップ。今日も朝8時20分に家を出て、9時15分に大倉山ジャンプ場到着。
今日はコンチネンタルカップではないため、予選ラウンドはなく、試技のあと参加選手全員が1本目を飛び、上位50人が成績の逆順で2本目を飛んでくる、国内における従来方式での試合運行です。
昨日は原田雅彦選手が141mのバッケンレコードをマークしたため、今まであったバッケンレコード看板はメートル表示と日付、大会名が張り替えられてました。救いは選手名を変えなくてよかったことでしょう(^^;。

10時から試技スタート。試技では、東輝選手(日本空調サービス)が130mと唯一、130m台のジャンプを見せ、好調をキープ。今日こそやってくれそうな予感。
1本目スタート。大倉山特有の気まぐれな風が選手によって、いい向かい風のときもあれば、風が弱いときもありました。それでも、おおむねいい向かい風のときが多く、K点超えジャンプ連発の予感。
今日が成人式の52番・鈴木康哲(やすのり)選手(東洋実業グループ)が風に乗って、K点を大きく超える127mのジャンプ。昨日2位の65番・岡部選手(雪印)のときにもいい向かい風。前に鋭い踏み切りをしてグングン飛距離を伸ばし、131mのビックジャンプでトップに踊り出る。次の東輝選手のときは若干、風が弱くなったものの、これまた前に伸びていくジャンプを見せて、これまた130m超えの132.5m。しかし、テレマークを決めようとしたときに、足がもつれて着地に失敗して転倒。飛形点が大きく減点される惜しいジャンプ。しかし、それでもこの時点で4位。まだ優勝が狙える位置にとどまる。1本目のトリ(最後)、昨日、自分の持つバッケンレコードを塗り替えた原田選手(雪印)は風がやや弱かったものの、124.5mのK点超えで3位に。1本目が終わり、1位岡部選手、2位鈴木選手、3位原田選手。東選手は5位でトップ岡部選手とは19.8点差(11mの差に相当)で、風の運によっては十分、逆転可能です。
2本目もいい向かい風がときより吹く状況。1本目23位の高野選手(利根商業高校)はK点をはるかに超え、131.5mの大ジャンプ。この時点の最長不倒で文句なしのトップ。1本目7位の讃良選手(北照高校)は風に乗ってこれまたK点を大きく超える127.5mのジャンプでトップに躍り出る。
1本目転倒しながら5位につけた、東選手はK点を大きく超える131m。この地点で文句なしのトップに立つ。
1本目4位の渡瀬選手(雪印)は107.5mの失敗ジャンプで上位進出ならず。
1本目3位の原田選手はK点を超えるも128.5m止まりで、東選手を上回ることができず、この時点で2位。
1本目2位の鈴木選手は2本目もK点を超える126.5m。テレマークもしっかり入り、東選手を4点上回ってこの時点でトップ。
そして最後に飛ぶ1本目トップの岡部選手。優勝するためには122mでOKの状況で、風にも乗って、ぐんぐんと伸びてK点をはるかに超え、昨日の原田選手のバッケンに迫る位置で着地。テレマークは決められなかったものの、文句なしの優勝。あとは飛距離だけ気になるところ。しかし、バッケンには1.5m届かずの139.5m。それでも、岡部選手にとっては大倉山での自己最長飛距離での優勝となりました。2位には「成人式」の鈴木選手。3位は東選手。原田選手は4位でした。鈴木選手はこのあと、札幌スキー連盟から成人式の記念品をほかの成人となった選手とともにもらいました。
今回の岡部選手、東選手、原田選手が上位に入り、オリンピック代表にわずかな望みをつなげました。国内組にとっては、長野・白馬での大会のあとワールドカップ白馬大会(1/24)、札幌大会(1/26・27)の3連戦です。ここでワールドカップ遠征組を脅かすくらいの大ジャンプをみせてほしいですね。(2003.12.8提供)

第44回HBCカップ競技会(2002.1.14・大倉山)[敬称略]


選手名 所属 1本目 2本目 合計
得点
距離 得点 距離 得点
1 65 岡部孝信 雪印乳業 131.0 136.3 1 139.5 148.1 1 284.4
2 52 鈴木康哲 東洋実業グループ 127.0 127.6 2 126.5 127.2 5 254.8
3 66 東輝 日本空調サービス 132.5 116.5 5 131.0 134.3 3 250.8
4 72 原田雅彦 雪印乳業 124.5 125.1 3 128.5 124.8 6 249.9
5 48 讃良貴志 北照高(小樽) 119.5 111.6 7 127.5 130.0 4 241.6
6 47 岡村創太 雪印乳業 116.0 107.8 9 123.0 120.9 7 228.7
7 56 高野鉄平 利根商業高(群馬) 105.5 84.9 23 131.5 137.7 2 222.6
8 58 安川友貴 札幌日大高 120.5 115.9 6 113.5 102.3 13 218.2
9 71 坂野幸夫 雪印乳業 114.0 104.2 12 119.0 113.2 9 217.4
10 36 上野真吾 NTT東日本 118.0 108.9 8 115.0 105.0 11 213.9

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