2003年1月12日(日)


STVカップジャンプ、宮平選手2連勝!
今日は昨日に引き続き、大倉山でのジャンプ大会、STVカップジャンプ大会(兼コンチネンタルカップ)が行われました。昨日は宮平秀治選手(ミズノ)が圧勝。今日は宮平選手と対抗する選手が出てくるかどうかが最大の注目です。
今日の天気は昨日と同様、晴天と絶好のジャンプ観戦日和。風は昨日よりやや強めで、選手にとってはいい向かい風と、ビッグジャンプが出る予感。
試技では葛西選手(土屋ホーム)が135.5mと今日こそ勝つぞ!という感じで、気合いが入ってました。宮平選手のときはアプローチ距離が83.5m(葛西選手が飛んだときは84.0m)に下げられ、飛距離が113mどまり。飛びすぎないように飛距離を抑えて飛んだのかどうかはわかりません。昨日2位のサルミネン・ペッカ選手(フィンランド)は125.5mと好調をキープ。
11時から1本目の競技開始。スタート位置は14番ゲート、アプローチ距離は84.0m。カンテ(踏み切り地点)のスピードが時速87km台と今日も低速の中での争いとなり、最初の方で登場する選手は100mよりはるか上に落ちるジャンプが続く。そして10番スタートの朝日中2年・長南翼選手が100m目前の97.5mまで距離を伸ばし、飛んだ選手の中では堂々のトップ。2本目に進むことができる1本目30位以内も可能性大。そして、12番スタートの石澤岳選手(雪印乳業)はK点に迫る118.5mまで距離を伸ばす。
昨日よりは100mを超えるジャンプが多い状況なので、後半の選手にはK点超えジャンプ連発を期待。
38番スタートの原田選手(雪印乳業)は試技も100mのはるか上に落ちる冴えないジャンプでしたが、1本目は110mまで距離を伸ばし、この時点で2位。会心のジャンプではないものの、きっかけさえつかめばK点超えジャンプもできる手がかりとなる内容だと思います。
しばらくは石澤選手がトップをキープしていましたが、46番スタートの岡部選手(雪印乳業)は昨日の2本目進出ならずの屈辱をはらす、120.5mのK点超えジャンプでトップに立つ。
51番スタートの船木選手(フィットスキー)は110.5m。試技のときからK点に届かないジャンプと細かい点でうまくいってない様子。
昨日4位で試技では大ジャンプをした、56番スタートの葛西選手はK点を大きく超え、128m。飛型点も2人の審判が19.5点を付ける高得点で文句なしのトップ。
昨日は3位に食い込んだ、58番スタートの東選手(日本空調サービス)もK点を超える126m。この時点で2位と今日も表彰台の狙える位置です。
続く59番スタートでおととい6位と今シーズン好調の金子選手(東京美装)もK点超えの127.5mの大ジャンプ。飛型点は5人の審判オール19点で、東選手の得点を上回り、葛西選手に続く2位につける。
そして61番スタート、昨日Vの宮平選手はほかの選手よりひとつ上の軌道でどんどん距離を伸ばしていき、昨日の大ジャンプを上回る、139.5mのスーパージャンプ。バッケンレコードまであと1.5m。さすがに着地ではテレマークを決めることはできなかったものの、得点147.6点と文句なしのトップ。
64番スタート、昨日2位のサルミネン・ペッカ選手は125mと安定したジャンプをみせ、1本目は6位。
2本目は風がさらに無風状態となり、選手にとっては悪い条件。ほTんどの選手が1本目より飛距離を伸ばせない状況。
1本目7位の岡部選手はK点にわずかと迫る119.5m。この時点でトップ。
1本目6位のサルミネン・ペッカ選手はいい向かい風をもらい、K点をはるかに超える130mまで伸ばし、259.5点でトップに躍り出る。
1本目4位の東選手はK点を超えたものの、もうひとつ伸びきれず123m。247.7点でペッカ選手を上回ることができず。
1本目3位の金子選手は2本ともK点ジャンプの122m。トップはペッカ選手変わらずですが、東選手を抜いて現時点の2位に。
1本目2位、葛西選手は最低でもペッカ選手の得点を上回りたいところ。しかし、130mには及ばない122mで、ペッカ選手のトップはそのまま。葛西選手は金子選手を抜き、宮平選手のジャンプを残して、今のところの2位と表彰台はなんとか確保。
そして、1本目トップの宮平選手。1本目のときより、伸びがあまりなく、130mの手前で着地。129mとこの大倉山3連戦で初めて130mを下回るジャンプ(試技を除く)。それでも、余裕の優勝。HTBカップに続く2連勝をマークしました。


第42回STVカップ国際スキージャンプ競技大会兼
FISコンチネンタルカップジャンプ大会2003
(2003.1.12・札幌大倉山)[敬称略]


選手名 所属・国名 1本目 2本目 合計
得点
距離 得点 距離 得点
1 61 宮平秀治 ミズノ 139.5 147.6 129.0 133.2 280.8
2 64 サルミネン・ベッカ フィンランド 125.0 124.5 130.0 135.0 259.5
3 34 葛西紀明 土屋ホーム 128.0 131.9 122.0 120.1 252.0
4 36 金子祐介 東京美装 127.5 130.5 122.0 119.1 249.6
5 35 東輝 日本空調サービス 126.0 126.3 123.0 121.4 247.7
6 40 カルテンベック・バスティアン オーストリア 126.0 125.8 121.0 116.8 242.6

2位のペッカ選手との得点差は21.3点。日本人選手に限定すると、3位・葛西選手との得点差は28.8点差と、今日も「圧勝」。今日の2本目でやっと日本人選手での比較で、飛距離の差が「7m」と縮まりましたが、それでも大きな差です。
今日はW杯遠征組では宮平選手のほか、葛西選手が3位に食い込むも、ほかの選手では船木選手の13位が最高。今シーズン好調な金子選手が4位、東選手が5位と現状では、宮平選手、葛西選手に続く戦力では、この両選手という状況です。
これで、宮平選手はきっかけを完全につかんだと言っていい状況。きっと国内のW杯では表彰台をGETしてくれるでしょう。
あとの選手には宮平選手の好調の原因を分析して、少しでも早く「世界」と戦える状況になってほしいものです。
今日で海外勢の参加は終わりで、明日のHBCカップは日本選手のみの国内大会となりますが、宮平選手が大失敗しない限りは間違いなく「3連勝」でしょう。注目はもはや勝利ではなく、「バッケンレコードを更新できるか」ですね。楽しみにしています(^^)。(2003.1.14提供)


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