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●コンサドーレ札幌、本当に終戦の対川崎戦1−1のドロー…
サッカーJ2・コンサドーレ札幌は、2位の広島と勝ち点1差で追い上げる3位・川崎フロンターレとと札幌ドームで対戦。今年の対川崎戦は1敗1分けとまだ勝ちなしの状況。なんとしても勝ち点「3」をGETして、J1昇格へわずかな望みをつなげたいところ。そして、前節の対新潟戦で1−5の大敗後、カルロス監督が辞任し、昨年同様、張コーチが「監督昇格」。なんとしても、張監督のもとで勝利をどんどん重ねていってほしいです。
前半9分、コンサドーレのペナルティエリアのちょっと外側で川崎の選手がファールをもらいにいったような倒れ方をして、主審がペナルティをとって、川崎のフリーキックのチャンス。そして川崎MF・アウグスト選手が左足でゴール右上に決める。札幌GK・藤ヶ谷選手は壁との連携をとって、どちらかの隅は必ず止めるようなポジションをとらないとならないのに、それができないとは…。防げた失点と私は思います。
このまま、川崎ペースか…と、思いきや、札幌は前半28分にMF・ウリダ選手のパスをFW・アンドラジーニャ選手が左足で川崎ゴールの左に突き刺しゴール!昨日のオールスターでエムボマ選手が決めたシュートに負けないくらいの強烈ゴールです。
で、前半は1−1のまま終了。そして、後半にいきなり堀井選手が川崎GKと1対1になったものの、シュートをセーブされてしまう…。川崎も決定的なシーンでボールをふかして、ゴールバーの上を超えていくところがあったりして、1−1のまま、残り時間もわずか。一度、札幌が川崎ゴールを揺らしたものの、ゴールの前に札幌がファールしたため、ノーゴール。そして、ロスタイムに右サイドから砂川選手がセンタリングし、ゴール中央で堀井選手と交代したFW・新居選手が超フリーでボールをもらい、ワントラップしてシュート。しかし、ボールはゴールの右にそれてしまい、ゴールならず。パスを出した砂川選手はガックリ。コンサファンはもっとガックリ。これ以上のチャンスはないという状況で外すのは、下手くそなだけ。それ以前に、何が何でもゴールを奪うという気迫に欠けています。その前に、アンドラジーニャ選手が左サイドからセンタリングで新居選手にパスをしたものの、パスがあわなかったのですが、新居選手は単に走り込んだだけで、合わなくても何が何でもボールに触れてゴールをしたい、という動作を全く見せませんでした。こういうプレーを見せていては、絶好のチャンスもみすみす逃してしまうものなんです。上位争いからかけ離れた位置にいては、モチベーションがどうしても落ちてしまうものですが、本当の危機感をもってプレーをしていないこともあります。コンサドーレはファンが多く、選手はファンからちやほやされる立場。ほかのチームではそういうことがほとんどなく、勝利することでしかアピールすることができないので、勝利に対する執念は札幌よりほかのチームの方が高い状況。これを打破するには、サポーターの強い勝利に対する思いを選手にどんどん伝えていくことだけでしょう。今のサポーターには本当の勝利の思いを選手に伝えていないと思ってます。私を含めて。
昔のコンサドーレは後半終了間際やロスタイムに同点に追いついたり、勝ち越ししたりすることが結構ありましたが、今はほんとに皆無(後半40分、後半41分で同点になったことは各1度有り)。逆にロスタイムで追いつかれたことも1度ありと、土壇場でこそ本当の力が出せるかどうかの状況で、出し切れないのは、見ていて歯がゆいですね…。なかなかモチベーションは上がらないとは思うけど、初めて見に来るファンもいるわけですから、そういう方のためにも感動を呼ぶ試合となるように、ここぞというときに最大限の力を発揮してほしいですね。(2003.8.11提供)
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