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●風景印押印依頼で待たせて当たり前なの?
郵便局の対応で、普段見かけることでも、実は非常におかしなことがあります。風景印を郵便局の郵便窓口で押印依頼すると、「日付を取り替えますので、少々お待ち下さい」ということがありますよね(結構あるんですが)。和文印は常に日付印点検簿に押して、日付・時刻を事前に取り替えて、すぐに押印ができる状態になっていますが、風景印は常に当日の日付にする必要がなく、使用のときに日付を取り替えてOKということになっています。しかし、それって普段は使うことがないから、日付を取り替える手間を省くためという郵便局の都合の何物でもありません。そもそも、風景印の押印依頼があってから日付を取り替えるということは、取り替えている時間、お客を待たせていることになり、サービス業の立場ではあってはならないことです。
百歩譲って、風景印押印依頼のお客だけ待たせるのならいいんですけど、風景印押印依頼したあと、すぐ後ろに郵便の差し出しや切手の購入でお客が次々と来ることもあります。そのお客にも結果的に待たせる結果になるわけです。初めから日付をあらかじめセットしていれば、このようなこともありません。こういう小さなことで、実は大きなサービス悪化をしていることに、郵便局側は全く気づいていないんですよね。
で、上記のように後ろに別のお客がいる場合、時間に余裕があって、後ろのお客が郵便1通を差し出すだけなど、時間がかからない用事のときは、こちらも順番を譲るようにしていますが、こちらも時間の余裕がないときで、後ろのお客が大量の郵便差し出しだったりしたとき、「こちらも急いでいます。先に来ているのですから、こちらを先にしてください」とクレームをつけることもあります。郵便局側にとっては、切手購入も風景印押印も郵便窓口に対するお客であることに変わりありません。押印が何十枚もあるのなら話は別ですが、数枚ならせいぜい1、2分で終わることです。元々日付をセットしていれば、ほんとにすぐ終わることも、こちらにとっては郵便局の都合で待たされて、さらに後ろのお客の対応が先というのは、お客扱いを全くしていないことになります。
4月1日に郵政事業庁から日本郵政公社になって、スローガンに「真っ向サービス」を掲げたのは、もちろん利用者、お客さまに対してのものです。今まではそのことが当たり前でも、実はお客無視の行為ということが結構あるんですね。お客さまに向けられたサービスをきちんとしていくことが大切というか、そのことが本来「当たり前」なんですよね。これから、待たせて「当たり前」ではなく、待たせないようにすることが「当たり前」になってほしいものです。(2003.9.8提供)
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