2004年1月11日(日)


スキージャンプ・STVカップ、飛型点で葛西選手の勝ち!
今日・1月11日は大倉山ジャンプ競技場でFISコンチネンタルカップ2004を兼ねたSTVカップ国際ジャンプ大会が行われました。昨日に続く大倉山での大会。入場のとき、先着2千名にもらえる応援グッズ…かわいい音色の鈴がもらえました(^^)。

札幌の天気予報はあまりよくなかったものの、試技の始まる朝10時の地点ではとてもいい天気(^^)。11時から1本目がスタート。昨日のHTBカップで最長不倒の高野選手(土屋ホーム)が最初にK点超えの123mジャンプ。後半の選手から、K点超えジャンプ続出。
68番スタート、昨日のHTB杯2位の東選手(日本空調サービス)。ゆるやかな向かい風に乗って、K点を大きく超え、132.5mのフライト。文句なしこの時点でトップ!
80番スタートの船木選手(フィットスキー)のときには今までの選手には吹かなかった絶好の向かい風。その風に乗って、K点を大きく超え、バッケンレコードに迫る139mのジャンプ。船木選手も両手でガッツポーズ。もちろん、東選手を抜いてこの時点でのトップ。
ところが、次の宮平選手のときには風が止まるというか、むしろ追い風になってしまう。昨年の覇者に対して大倉山の神様は非情です(^^;。K点に遠く及ばずの109.5mで優勝争いから完全に脱落。
そして、最後に飛ぶ葛西選手のジャンプ。絶対130mを超えるジャンプをすると信じて、130m付近にデジカメを構えて連写撮影の体勢。葛西選手が高いところから現れ、文句なしに130mを超えるジャンプ。着地寸前にしっかりとテレマークを決め、1本目トップが確定。得点は150.4点!皆さんに葛西選手の素晴らしいジャンプを「コマ送り」ですがご覧いただきましょう!なお、笹の葉で記してあるラインの下は138m…つまり、葛西選手の記録と同じです。

葛西選手には2本目も138m以上飛んでテレマークを決めてもらい、大倉山初の300点台!…をやってほしかったのですが、1本目終了後、突然と強風と雪。雪もあられや湿った雪…これではアプローチ(滑るレールの部分)に雪がつもり、スピードが急激に落ちてジャンプができる状況になし。2本目開始を13時15分に延期。そして13時15分になった段階で再び14時に再延期。しかし、14時になっても天候は回復せず、結局2本目は中止し、1本目の結果のみでの決着ということになり、1本目トップの葛西選手が優勝。昨日に続き、大倉山2連勝となりました!


FISコンチネンタルカップ2004兼
第43回STVカップ国際ジャンプ大会
(2004.1.11・札幌大倉山)[敬称略]
STV
順位
コン
順位

選手名 所属 1本目
距離 得点
1 - 82 葛西紀明 土屋ホーム 138.0 150.4
2 - 80 船木和喜 フィットスキー 139.0 145.2
3 1 68 東輝 日本空調サービス 132.5 138.0
4 2 64 コッホ・マルティン オーストリア 131.0 134.8
5 3 60 一戸剛 アインズ 129.0 132.7
6 4 78 ドネム・オラフ マグネ ノルウェー 127.0 127.6
7 5 54 梅崎慶太 明治大 124.5 123.6
8 6 53 ユリリエスト・キンモ フィンランド 124.0 122.7
◆主な日本選手の結果[敬称略]
STV
順位
コン
順位

選手名 所属 1本目
距離 得点
9 7 44 西森享平 丸善食品工業 123.5 121.8
12 10 76 伊東大貴 下川商業高 122.5 120.0
13 - 33 高野鉄平 土屋ホーム 123.0 119.4
14 11 65 吉岡和也 WSCシュピッツ 121.0 119.0
16 13 56 西下和記 日本空調サービス 102.0 116.8
18 15 51 山田大起 北野建設 123.5 115.3
19 16 72 岡部孝信 雪印乳業 120.0 114.0
22 18 49 湯本史寿 東京美装 118.0 110.4
33 26 63 金子祐介 東京美装 112.0 98.1
34 27 41 原田雅彦 雪印乳業 112.0 97.6
35 - 81 宮平秀治 ミズノ 109.5 93.6
66 - 31 伊藤謙司郎 下川中 91.5 56.7
STV−STVカップの順位
コン−コンチネンタルカップの順位
  −STVカップの最長不倒、  −コンチネンタルカップの最長不倒

STVカップの表彰式で優勝の葛西選手(写真・左)は満面の笑み。そのあと最長不倒賞でメダルをもらった船木選手も会心のジャンプができたこともあり表彰台でガッツポーズ。

このあとのコンチネンタルカップでの表彰は1STVカップ1位・葛西選手、2位・船木選手がノーエントリーのため、3位の東選手が「繰り上がり」の「優勝」。2日連続の1位となり、表彰盾をもらって高々と盾を上げました。

今回の上位3人の日本人選手はみんな当初入社の会社を離れ、別の環境で活躍しています。いろいろ山有り谷有りの中、昨年のノルディック世界選手権では団体銀を獲得(団体メンバーの残り1人は宮平選手)。そういう3人が今年も活躍ですから、ほんとにすごいの一言。この3人には2年後のトリノ五輪、そして3年後にこの大倉山でも行われるノルディック世界選手権札幌大会で活躍してほしいです。
そして、表彰式のあと、雪が降る中、優勝の葛西選手は残っている観客にサインや握手、記念撮影などファンサービスをしていました。素晴らしいですね(^^)。

明日は大倉山3連戦の最終戦、HBCカップ。日本発のノックアウト方式(予選のあと上位16人によるトーナメント。1回戦で16人→8人、2回戦で8人→4人としたあと、最後の決勝での一発勝負で得点が一番高い選手が優勝!)の大会です。どういう大会になるのか、そして葛西選手が昨年の宮平選手に続く大倉山3連戦3連勝を達成できるのか、見どころ満点で非常に楽しみですね(^^)。(2004.1.22提供)


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