2002年7月16日(火)


岡田武史さんの講演を聴く
今日は札幌大学にて「北方文化フォーラム」の講座として、元・日本代表監督、元・コンサドーレ札幌監督の岡田武史さんの講演が18時から行われました。
岡田武史さんの講演はぜひ聴きたいと思い、仕事が終わってすぐに月寒中央駅まで走り(約2.5km)、そのあと中央バスで札幌大学正門まで行って、17時52分に札幌大学到着。17時56分に講演の会場到着。ざっと見て約700席ある座席はほとんど埋まり、最後部には50人くらいの立見がいたけど、わずかながらも空いている席をみつけてなんとか座って講演を聴くことができる。ホッ。
実は、私はこの会場に来るまである心配をしてました。果たして岡田武史さんは無事、札幌へ行くことができるのだろうか…と、言うのは、この日の昼、台風7号が関東地方に上陸。羽田空港離発着便は軒並み欠航。岡田武史さんは夕方の講演なので、当日になっての札幌移動と思い、飛行機の運行状況によっては札幌到着が講演開始時刻に間に合わないのでは…と、思ってましたが、札幌に無事到着し、17時59分に会場入り。ほんとにホッ、です。
今回の演題は「ワールドカップを終えて」ということで、18時04分にスタート。スタートした途端、取材陣が四方からフラッシュをたいてのカメラ撮影。スゴイ光景でした。このあと、岡田武史さんの講話について、要約しました。


(コンサドーレ監督退任後、)札幌へは6月7日に行われたW杯予選のアルゼンチン−イングランド戦以来、2度目。
W杯はとにかく多くの試合を生で見たいということで、NHKでの解説。ギャラは安いけど(笑)、21試合を観戦。日本−韓国を5往復。
W杯の前に、日本経済新聞(日経)や朝日新聞でのコラムでも書いたけど、「 W杯は来るのが早すぎる。」と思った。おおよそ 40年くらいに1度しかこないので、実質一生に一度しか見られない。
今の日本の状態ではW杯は来てほしくなかった。その理由は4つ。

1.FIFAになめられている
日韓は1度も勝ってない。
1997年、日本代表コーチとしてアジア2次予選の試合方法を決めるにあたり、対戦国との話し合いがまとまらず、FIFAへ仲裁を依頼。FIFAスイスの本部でヨハンソン・ヨーロッパ会長が廊下にてひとこと「ホームアンドアウェイで行え」
東アジアと中近東とは直行便が無いなど行き来が非常に大変。また、中近東の夏は40度以上でとても試合のできる状況ではない。そういう状況を度外視しての発言に対して、「アジアはなめられているなぁ。」と感じた。
放映権もFIFAに吸い上げられている。
FIFAの取り分が多い。
FIFAではハイライトは再放送禁止。(スカパーは再放送の放映権も買っているので放送できる)
入場券を取り仕切っていたバイロム(家族企業)はアジア大会でひどいことをしている経験があることを知っている。
FIFAがそういうところに依頼するのは、FIFAに対してバックマージンがあるとしか思えない。

2.日本・日本人がW杯を理解していない、スポーツ文化を理解していない。
日本にとってのW杯とは、フランスW杯で盛り上がっていることくらいしか知らない。
キャンプ地誘致問題(栗山町の断念)
キャンプを張る国がキャンプ地に対してで金を払わない、またはキャンプ地から金がもらえる。
ちゃんと、FIFAからはキャンプ費用(滞在費用などの最低限のもの)がもらえる。
こんなバカな話はない。
2006年にW杯を開催するドイツからもクレーム。「これから前例になったらどうするのか。」
過去に前例がある。それは長野五輪(1998年)。
役員・選手の滞在費・交通費を全額長野が負担した。
それが、冬季五輪の「前例」になってしまった。
今回の日本でのW杯…本来は「お祭り・フェスティバル」という要素があるけど、フーリガン対策など、日本では楽しむ余裕がなかった。

3.日本代表が経験を積んでから来てほしかった。
開催前にはもう1回、W杯経験してから来てほしかったと思った。
日本代表の結果予想はMAXでもベスト16
しかし、簡単にクリアしてしまった…予想が外れた。
ところが、韓国が奇跡的にベスト4
トルシエ監督は本来、英雄扱いになれるところ、韓国の活躍でかすんでしまった(笑)

4.日韓共催
韓国人に対する日本の感情は歴史的に特別なものがある。
日本代表コーチ時代、プサンでの日韓戦で、韓国サポーターからビンを投げられた。
「共催でなく分催だ」
組織的には分催だった
オープニングセレモニーはすばらしかった。 しかし日本の色は全く無かった。
しかし、市民レベルでは「共催」だった。
以前、韓国の崔龍洙(チェヨンス)選手(元・ジェフ市原所属)が日韓戦でゴールしたとき、日本ベンチに向けて指をたてた。
にくたらしいヤツ、という印象。
しかし、Jリーグオールスターにて、監督と選手という立場で、向こうがいろいろ話してきて「こいついいヤツだ」と感じる。
相手を知ることが大切。

相手を知ることといえば、環境問題で発展途上国のNPOに携わっている人の話。 
問題は南北問題 知り合いの代表 援助はいらない、ノウハウもいらない。
デスペクトすることが一番である。
(話がそれてしまった)

今回のW杯の印象…強豪がどんどん落ちていった。

●共通の理由
◆コンディションが悪かった
梅雨があるので、大会が早まった→ヨーロッパのシーズン終了からW杯まで2週間しか間がなかった。よって、コンディションが非常に悪かった。特にヨーロッパ勢。
イングランドのキーパーいわく、大阪で33度の中での試合は日光浴をしてやっているようなもの
カメルーンの選手もむし暑さに絶えられない。
◆ヨーロッパ・南米以外の地域の躍進
組織力・ディフェンス力の向上

●個別の理由
◆フランス
「チャンピオンだ」という意識で、流暢なサッカーをしようとした
しかし、そう簡単にきれいごとではゴールは決まらない。
得点ケースで、4割セットプレー、3割カウンター、1割守りのミス、きれいなゴールは2割のみ。
フランスに対して、大会前に不安に思ったこと
4年前と同じ戦力、戦術も全く同じ。
どんなにすばらしい選手、戦術でも必ずマンネリ・油断が出る。それがこういう結果となった。
何か小さな変化をつけないとダメ。
ヨーロッパのクラブチームで監督が5・6年ずっと同じケースはわずか。
それはビッククラブのみ。ビックマネーが動いて、選手が入れ替わるから。
戦術は同じことをやり続けるとダメ。
立ち止まったらダメ。
常に半歩でも先に進まないと。
フランスは12〜16歳からトレーニングセンターでサッカーのプロの養成を受ける。
養成されてきた選手の欠点を見た。
3試合目のデンマーク戦、0−1で負けているとき、
システムどおり、同じ攻めをした。
そして、終了のホイッスルが吹かれてうなだれた。
フランスの攻めを見てひ弱さを感じた

◆アルゼンチン
最初の試合(対ナイジェリア戦、6/2)ではすばらしいサッカー。
最初から決勝リーグでの戦いのような試合運び。
ナイジェリアとは対等の試合をして、「チンチン」にした。
ローテーションサッカーで粉砕。
ファイティングスピリットがすばらしい。
しかし、イングランドとの試合(札幌ドームでの開催…朝日新聞のチャーターで新千歳空港に行ったとき、
空港では「おかえりなさい」ということで、赤いじゅうたんが敷いてあった)
イングランドは引いてきた。守備をしっかりとしてきた。
1トップではハプニングが起きない。
1トップではこぼれ玉を拾いに行くことができない。
バティとクレスポをなぜ並べなかったのか。

◆イタリア
大分でのメキシコ戦(6/13)
デルピエルが得点し、引き分けで決勝トーナメント進出決定。
イタリアの祝勝会に偶然招かれる。
イタリアチームを見たとき、チームがまとまってなかった。
これでは勝つことができない。

◆スペイン
韓国戦での不運。
あのプレーは(延長での「幻のゴールデンゴール」シーン)、
ボールがタッチラインを割っているかどうかは選手でボールが影になっていても、
タッチラインにから見ていれば必ずわかる。
実は、延長になる前にラインズマンはスペインともめていた
後半終了し、延長に入るまでの5分の休憩で、
ピッチにはサブの選手は入ってはいけないが、スタッフは入ってOK。
スペインはサブの選手が入っていて、ラインズマンが注意をしたところ、
スペインが「韓国だって入っているじゃないか」と言って、ラインズマンに食ってかかった。
韓国はサブの選手は入ってなかった。ただし、スタッフが十数人入っていた。
スペインの行動に対して、ラインズマンは報復でフラッグを上げたのだろう。

◆日本
ベスト16進出はすばらしい結果だった
◇ベルギー戦
前半はひどい試合。
1点をとられたあと、ベルギーの譲り合いによる「ひどいプレー」で、
鈴木選手がこぼれ玉を押しこみ得点したことによって、「日本の歴史」が動いた
これこそ「泥くさい1点」※1
そして、終了間際にPKをとられてなかったことも日本を味方にした。
◇ロシア戦
相手を90分すべてフリーにしなかった。
ロシア戦での勝利で、1次リーグ通過を確信した。
◇トルコ戦
宮城に入って、天候は雨で涼しい→条件は「最悪」
今までは天候が味方にしてくれたけど、今回は味方にしてくれなかった。
スタジアムはレインコート→初めてスタジアムが「青」でなかった。
★トルコ戦での一番の問題
みんながベスト16で満足してしまった。
選手、トルシエ監督、日本じゅうすべて。
1点ビハインドのあと、「何がなんでも点をとりにいこう」とは、なりきれなかった。
日本にはベスト16で満足感があった。
韓国とは歴史の差がある。
日本はW杯出場2度目で初めて勝った。 
韓国はW杯出場6度目でやっと初勝利。
そして、韓国では今大会でW杯が最後という選手が4人。
日本では「次のドイツがある」というコメントがあるくらい、「先がある状況」。

仙台にいて、韓国戦のあとのハイライトに出演
日本と韓国の試合が逆に行われていたら…
日本はきっとトルコに勝っていただろう。

韓国は4位…とてつもない差
結果では並べないけど、実力的にはほとんど並んでいる。

仙台では大失態をした(NHK解説での発言)。
「日韓でいっしょにいこうよ(ベスト8に)」という気持ちになり、
ネガティブにいっていた。

この 悔しさをバネにしていかなけばいけない。

◆韓国
スタミナと精神力はすごい。
そして、ヒディングの戦術ともマッチした。
そして、サポーターのすごさ。
準決勝のドイツ戦、ソウルの試合会場近くのホテルへ午前2時にチェックイン。
もう赤いサポーターがホテル前の広場に集結。
ビールを飲んでいるのだろう、と思っていたら、
近くにトイレがないので、飲まないで我慢している。
韓国のバイタリティがすごい。
スタジアム建設もW杯開催に間に合うのか…しっかり間に合わせた。
韓国のボランティアもにこやかだった。堅苦しくなかった。
自分の仕事としてやっていた。
日本では大げんかをした。
融通がきかなかった。
言われたことしかしない。
試合開始前の国歌斉唱で日本はテープ、韓国は独唱。
当初は韓国はやらないと言っていた。
しかし、結果的に韓国は独唱をやってしまう。
やってしまえば勝ち。
いい加減さがあるけど、大したもんだ。

今後の日本代表
ジーゴ監督の下で何でもまかせて、「丸投げ」になってはいけない。
自分で判断することが大切。
フロントが判断すべき。
(次期日本サッカー協会会長と目されている)川渕さんは丸投げしないと思う。

Jリーグを通じてどんどん日本は強くならなげればいけない。

日本人もすげえなぁ。
日本勝利のとき、渋谷では交差点で見知らぬ同士でハイタッチ。
日本人が大騒ぎ。
ラクビーの平尾監督との対談で「誇りに思えること」
若い人は孤独感が強い。
でも、みんなで何かやっていきたいという思いがある。
今の世の中、いい加減にやっていける。
「感動できること」に飢えていた。

スポーツ文化は狩りから来ている。
生きていくために、マンモスをとらえる。
お互いが「おらが捕らえたマンモスはすごい」と言い合う。
どちらの獲物がすごいかを競う。
その基準を決めるため、ルールをつくった
ゆとりがなければできないこと。

スポーツ…「sports」の語源
「disport(ディスポート…「遊ぶ」「楽しませる」という意味)」から来ている。
「dis」は「非・反・不・無」を意味する。
「port」は港。港の中にはルールがいっぱいある。
やりたい人が自己責任でやるのが「スポーツ」
日本では「体育」と「スポーツ」とはあまり区別されていない。
「体育」は戦争のためのもの。

スポーツ文化…スポーツがなぜ必要なのか
「ひとつになれる」
感動をなかなか味わえない。
喜びとは、苦しいこと、つらいことを味うからこそ得れるもの。

少年の野球チームが2つある
片方は鬼コーチの入るチーム、もうひとつはボランティアのやっているチーム。
ボランティアのいるチームは楽しんでやっている。
鬼コーチのいるチームに入っている子供の親がボランティアのいるチームに移って
楽しくやった方がいいと言ったところ、子供は「がんばってノックをとりたい」と言った。
子供も鬼コーチがノックするボールを取る「感動」を味わいたい。
ボランティアのやっているチームでは楽しんでやっているけど、きっと感動はない。

スポーツは実社会を体験できる。
能力は平等ではない。
サブだからダメではない。
サブだからこその役割がある。

10年に一度の環境サミットに参加する予定
フロン→冷蔵庫の使用は無くなっているが、家の断熱材では今でも使われている。
フロンは比重が重いので、15年〜20年かけてオゾン層に達して、オゾン破壊していく。
いつかヒマラヤの氷河が溶けて、水位が上がってしまうだろう。

自分がよければいい時代ではない。
日本は氷山にぶつかる前のタイタニック号にいる状況

国や利害関係のあるところでは変えていくことはできない。
市民の力で環境問題を変えていく必要がある。
少しでも環境のことを考えて生きていくことが大切。
「モノの豊かさから心の豊かさへ」

早稲田大学時代に授業を受けた堀江教授。
サッカーの日本代表の経歴の持ち主。
教授いわく、サッカーは一番大切のものじゃない。
一番大切なものは「人類愛」だ
岡田流の5段解説
1.自分を愛する
2.家族を愛する
3.友人を愛する
4.人類を愛する
5.地球を愛する

大きな志(こころざし)を持っていって欲しい。


これで講話が終了(19時25分)。この時点で立ち見が100人以上になっていたので、実に約800人がこの講話を聴いていたことになるので、ほんとに岡田武史さんの「人気」はすごいですね。で、このあと質問があがっていました。

(質問1)
日本の監督がトルシエさんからジーコさんに変わり、今までの組織サッカーから南米は個人技を重視すると思われるが、どう思われるか。
(岡田武史さんの答え)
フラット3とかフラット4という話は、大きな問題ではない。
ロシア戦のあと、ある選手から夜中の1時に電話がかかってきた。
ベルギー戦ではフラット3をやぶられた。
ロシア戦のあと、トルシエ監督からもっとラインを上げろと言われた。
選手同士で寝ないで5時間も話しあった。
そして、岡田さんに電話で相談を受けた。
岡田さんは酔った状態で、何と言ったかはっきり覚えてないけど、「おまえら考えろ」と言った。
トルシエ監督が何と言おうとも、状況に応じて選手がやるしかない。
最後は選手がやるんだ。

戦術はある程度必要。
しかし、自分で考えてプレーしないといけない。

よく、戦術7割、個人能力3割と言われるけど、
戦術は5割、個人能力5割だと思う。
ブラジルは戦術4割、個人能力6割で優勝してしまった。
問題は個人のレベルを上げること。闘争力をあげること。

(質問2)
札幌市長選に立候補してほしい。
(岡田武史さんの答え)
大統領制なら立候補を考える(笑)。
政治は向いてない。
言いたいことを言っていきたい。

政治では物事は動かない。
市民の力でなら変えていける。
市民が動かすんだ、ということ。

(質問3)
ワールドカップで印象に残った国と選手は?
(岡田武史さんの答え)
アイルランド。
決勝トーナメントの1回戦でのスペイン戦は感動した。
うまい・へたがあるけど、アイルランドのひたむきさはすごい。
無心でやっている。

どうしても、見られる目を気にしてしまうことがある。
今日の日経のコラムで書いたけど、
敵の選手が倒れたとき、ボールをラインの外に出すことはフェアプレーの
つもりでやっているのかもしれないけれど、偽善的だ。

アイルランド戦のあと、泊っていたホテルでアイルランドサポーターがいたので
「(アイルランドは)グレイトだ」と言ったら、「まだ足りないんだ」。
移民の国だけど、プライドと誇りを持って戦っている。


19時36分に終了。あっという間の1時間半でした。

私も「感動」するために、スポーツをやったり観戦したりしているけれど、岡田武史さんの口から「感動」というキーワードが出てきたのは、嬉しかったです。
6月16日、日本−トルコ戦の試合終了後、NHKで解説の岡田さんがコメントした内容について私は6月18日の日記録で批判したのですが、岡田さん自身が「(あのコメントは)大失態だった」と冷静に振り返って反省してくれて、ホッとしました。確かに勝てる状況で負けたという結果をその時点で受け入れることができず、悔しさのあまり、ああいう発言をしたのでしょう。ま、日本代表、そして日本サッカーに対してすごい思い入れがあるからこその感情的な発言だったんでしょうね。そこまでの思い入れがあるという判断ができなかった私がまだ甘い考えでした。

わずか1時間ちょっとの講話でしたが、岡田武史さんは今後の日本サッカー界には無くてはならない存在です。それも、3年間、コンサドーレ札幌の監督をしたことが非常にいい経験となっていると思います。
そして、岡田さんが札幌で残したもの、思いを土台にしていかなければなりません。日本サッカーとしても、コンサドーレ札幌としても。
岡田さんの講話のキーワード…それは「感動」でしょう。それは私のミッションである「夢と感動〜Dream&Emotion(DE)」に合い通ずるものです。やっぱり、「感動」するためには並みならぬ努力をしていかないといけない、ということです。
とにかく、今までと同じことをしていってはダメでして、どんどん先に進んでいく…そのためにいろんな勉強もして、「形」「結果」を残していくことが大切ですね。大変だけど、頑張っていけばその先には今まで味わったことのない大きな「感動」が待っているはずです。そのために、今日から頑張らねば!(2002.7.16提供)


※1

私に言わせれば、ジョホールバルでの1998FIFAワールドカップ・アジア最終予選の第3国決定戦、日本−イラン戦で岡野選手のゴールデンゴール(Vゴール)に並ぶ「歴史的1点」です。

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